長電高速バスで行く埼玉日帰り旅
早いもので今年もあと数時間。
平成最後の大晦日とはいえ、物珍しいものはない。
強いて言えば、DA PUMPの16年ぶりの紅白出場ぐらいだろう。
メインカルチャー的なものから離れている今は、紅白の曲順すら知らないので後で予習をしようと思う。
話は変わって、先日埼玉にライブを観に行ってきた。
長野からだと北陸新幹線を使えば一本で行ける距離であるが、交通費節約のため普段はバスを利用している。
長電高速バスは、川越的場停留所に止まるので埼玉県内の移動にはおすすめ。
(長野市近郊の人には分かると思うが、市内バスとデザインが酷似しているのでご注意)
さて、長電高速バスは途中2回休憩を挟む。
まず1回目が長野県の東部湯の丸SAだ。
下り線は割と空いている。
パン屋らしきお店を発見。
休憩にはぴったりである。
そして1時間程走行すると、2回目の休憩所である埼玉県の上里SAに到着。
この看板は目につきやすい。
下り線は、SA内が土産物などで充実していることもあり、大抵混雑している。
ここのパン屋がおすすめ。
種類が豊富で、味も美味しかった。
パンを買って車の中で小休憩するのも良いだろう。
上里から約30分で、川越的場停留所に到着。
いつも2、3人はここで降車する客がいる。
バスを降りるとすぐ階段があり、下へ降りられるようになっている。
(うっかり長野電鉄の某駅を想像してしまう佇まいである)
埼玉県内各地への移動は、ここを拠点にすると良いだろう。
川越線には初めて乗車したが、まず電車の本数が少ないことに驚いた。
そのため、観光をする前に電車の時間を調べておかなければならない。
この日は川越駅での乗り換えを含めると、大宮まで約30分程かかった。
この辺りは20年前から変わらない…。
さて、今回はライブに行く前に神社巡りをしてきたのでご紹介させていただこうと思う。
大宮駅から徒歩20分程で結構距離はあるが、長い参道を歩くのも良い運動になる。
余談であるが、私の七五三はここで済ませた記憶がある。
そういえばこの辺りに図書館があったが今もあるのだろうか…。
新年が近いこともあり、参道では出店の準備が行われていた。
調(つき)神社
地元では「つきのみやさま」の愛称で親しまれているとのこと。
ここは神社であるが、なぜか鳥居がない。
「入口」、「出口」の看板は目に付くため、なんだか不思議な感じである。
夜の浦和駅周辺。
さすがサッカーの街。
ライブのことはまた別の機会に。
みなさん良いお年を。
善光寺イルミネーションと回想
小学2年で長野に来た頃、まだ街中は長野オリンピックの名残があった。
学校では「一校一国運動」で海外の学校の生徒がよく来校していて、国際交流が盛んだった。
市街地へ出れば、オリンピックのモニュメントをよく見かけた記憶がある。
オリンピックの表彰式が行われたセントラルスクエアは長らく駐車場として利用されていたが、少し前に閉鎖されたようだ。
私は直接長野オリンピックを体験しておらず、映像や人伝えでしか聞いたことがない。
住んでいる街でオリンピックが開かれると、やはり雰囲気も変わるのだろう。
当時の様子をもう少し知ってみたいものだ。
前置きはこのぐらいにして、週末は善光寺のイルミネーションを見てきた。
まだ明るいうちから、木々がライトアップされている。
この辺りは高校の通学路だったので、割と馴染みが深い。
日常の空間から、「観光地長野」へと変わる瞬間が好きだった。
休みの日には外国人観光客も多く見られ、バスが満員になった思い出。
長野は外国人に惹きつけられるものがあるのだろうか。
あまり実感はないが、やはり長野オリンピックのイメージは大きいのだろう。
このような街並みも好きである。
善光寺に向かう途中には、観光客に人気の八幡屋礒五郎やサンクゼールがあり、この日も多くの客が訪れていた。
個人的にはぱてぃお大門もおすすめ。
ライトアップされる前の善光寺。
午後5時からのライトアップ開始には少し時間があったため、先に本堂に参拝をした。
「善光寺は入場料がかからないから誰でもどこからでも参拝が出来る」という話を聞いたことがある。
確かに四方八方に出入口があり、入場料がかからないことは、参拝客を選別しない利点がある。
ライトアップ開始時刻寸前になると、多くの人だかりが出来ていた。
午後5時、定刻通りにライトアップが開始される。
想像とは少し違って驚いた。
現代はスマートフォンなどを利用すれば、記録として記憶を残しておけるから便利。
感想が聞こえてこないのも現代の特徴であろう。
これが善光寺クオリティ。
冬を彩る風物詩である。
帰る頃には、山門もライトアップされていた。
こっちの方が正直気に入った。
善光寺と紫って相性が良いのかもしれない。
各地でイルミネーションが盛んに行われている今日この頃。
そうだ、今日はクリスマスイブ。
ラルクリスマスで終わったかのように思えるクリスマスであるが、今日からが本番。
Merry Christmas✨
L'Arc〜en〜Cielのライブビューイングに行ってきた
実家とは、他所に行っていてもふと戻ると安心する場所である。
同時に、たとえ別の場所に浮気をして出戻ってきても無条件で出迎えてくれる所なのかもしれない。
自分の実家がそうであるかは別として、音楽を楽しむ上で実家と呼べる存在はそう多くない。
しかし、そんな私にとって 彼らはいつしか実家になっていたのだろうと感じた2日間であった。
12/19、20は L'Arc〜en〜Cielのライブビューイングを観に最寄りの映画館へ行ってきた。
定時と同時に逃げるように職場を出た私に対して不思議な目を向けられながらも、私の目にはもはや L'Arc〜en〜Cielしかない。
本当は東京ドームへ行きたかったが、師走の平日に2日間も休みを取れるほど寛容な職場ではないので泣く泣く諦めた経緯がある。
それはさておき、映画館に着いたのは18時15分で開演時刻を過ぎていたがまだ始まっていなかった。
L'Arc〜en〜Cielのライブは定刻に始まらないことが珍しくないのでこれも想定内。
雰囲気
映画館の雰囲気は、前方から埋まっていて後方の席は当日でも数カ所空いていた。
ライブビューイングなので声は出せないが、他の人の迷惑にならない程度の手振りぐらいはしても大丈夫。
両日とも一番後ろの席を確保したが、これがまた快適だった。
画面もよく見えるし、感情が高まっても周囲の人にバレにくい利点があるからだ。
そのため、ライブビューイング初心者の人は後ろの席を確保すると良いだろう。
また、飲食をしながら映画を観るのが好きな人は多いと思う。
ライブビューイングでは、ポップコーンなどの飲食はあまりおすすめしない。(というより、画面に見入って食べている暇などないかもしれないが…)
他人の気を散らせてしまったり、こぼした時にトラブルに発展する可能性も無きにしも非ずなので、せいぜい持ち込みは飲み物程度にしておくのがベストである。
感想
今回は事前に「普段ライブでやらない曲が含まれている」と告知があったので心して臨んだが、期待以上の近年稀に見る珍セトリだった。
例えるなら、20周年ライブ1日目のようなセトリである。
Dearest Loveが来た時にはこの世が終わったかと思った。
クリスマスライブだしあの名曲はやるだろうと思っていて、イントロでそれっぽいのきたと思ったらHurry Xmasの方だった。
そしてDriver’s Highからは定番曲くるかーと思いきや次がDIVE TO BLUEできたー!!きたー!!これが聴きたかったー!!と映画館の後方で叫びそうになる。
静かの海でをここで聴けるなんて誰が想像していただろうか。
White Feathersを聴いて「いよいよ平成も終わるんだな…」と感じた。
そしてL'Arc〜en〜Cielのクリスマス曲といえばI wishなのだが、最後の最後にやってくれました。
「ring bell through the window I wish you smile for me」って合唱できる日が来るとは(映画館なので心の中で)。
こんなに楽しませてくれたL'Arc〜en〜Cielに感謝。
もうクリスマス終了、はいお正月お正月って感じですよ。
次こそは現地〜en〜Cielしたいです(笑)
最後に、今回「も」やらなかったけれどいつかの未来を想像してこの曲を。
風にきえないでをやらないのも、L'Arc〜en〜Cielのライブの醍醐味なのかもしれない。
時短イルミネーションを楽しめるスポット3選!
この時期になると若者の間ではクリスマスイルミネーションの話題一色である。
「どこどこのイルミネーションが良かった!」、「彼氏と行くならあそこがおすすめ!」などと楽しそうに話す女性達がいる中で、「住んでる地域の近くにはイルミネーションがない」、「忙しすぎてイルミネーションに行ってる暇がない」という人も多いのではないだろうか。
そんなあなたにおすすめなのが、駅近でサッと済ませられる名付けて「時短イルミネーション巡り」である。
主要駅であれば大抵ちょっとしたイルミネーションがあり、仕事帰りに心を癒すスポットとしてもおすすめしたい。
①池袋
先日東京に行った際に撮影。
池袋の駅周辺はイルミネーションの装飾がされており、歩いているだけでもクリスマス気分を楽しめる仕様になっている。
池袋にいるだけでイルミネーションを楽しめるのだからとても得した気分だ。
西口のイルミネーション。
あの「いけふくろう」も光っていた。
夜遅い時間にイルミネーションを楽しむことができるスポットなのでおすすめ。
東口、西口合わせても5分程度で見物することが可能なので、いわば「急いでいる人向けのイルミネーション」である。
②新宿ミナミルミ
高速バスを待つ間にイルミネーションを楽しめるスポット。
さすが新宿、規模は同じぐらいだがどこかオシャレでSNS映えするスポットである。
(池袋をディスっているわけではないのでご容赦を…)
サッと見たいのであれば5分あれば楽しめるので、気軽にイルミネーションを楽しめることがメリット大きい。
この日はとても寒くて早く室内に入りたいぐらいだったが、イルミネーションを見て心が温まった気になった。
22時頃でも人は多く、東京は眠らない街であることを実感。
おまけ 長野駅付近
さて、長野駅付近にも3分で楽しめるイルミネーションスポットがある。
イルミネーションというよりかは、クリスマスツリーそのまんまなのだが。
ながの東急百貨店前にあるクリスマスツリーは地元民の中では有名であろう。
写真を撮っている人はそこまで多くなく、待ち合わせスポットとして利用されている印象。
もしくは私のように「違う目的に行く前にふらっと立ち寄ったらたまたまクリスマスツリーがあったので撮影してみた」的なノリの人も多いかもしれない。
ツリーは高くてインスタ映えするスポットなので、撮影にはおすすめ。
以上、時短イルミネーションを楽しめるスポット3選でした。
短時間でサッと光の装飾を楽しむのもおすすめです!
イオンモール松本に行ってきた
子どもの頃、大型ショッピングモールに行くことが好きだった。
私の住んでいた地域にはこの類の店がなかったからなんでも揃う夢の城のような感覚で利用をしていたと思う。
学生時代、首都圏のショッピングモールにもよく行った。
特に買うものがなくて、ただ店舗巡りをしているだけでも楽しかった。
しかし、ショッピングモール巡りをしていると段々どの店舗も同じような店が入っていることに気づく。
唯一異なるのは立地だけ。
何でも揃うからこそ、同じような店の集合体でしかないショッピングモールにはいつしか足を運ばなくなっていたのだ。
そんな私であるが、今日は数年ぶりにショッピングモールに行ってきた。
2017年9月に開業した「イオンモール松本」である。
(晴庭入り口にて)
松本駅から市内周遊バス「タウンスニーカー 東コース」にて約10分。
バス停は晴庭入り口付近にあるので移動に便利だった。
中に入ると巨大なクリスマスツリーが出迎えてくれた。そうか、もうクリスマスの時期ですね。
とくに目的がないまま行ったので、とりあえず店内を下から上へ一周することにした。
日曜日だからか人が多く混雑気味。
とくに家族連れが多かった印象。
子ども用の商品から生活雑貨まで、家族全員分の買い物を一気に済ませることが出来るコンテンツが沢山あるので、休日の外出に困ったらイオンモールをオススメしたい。
途中で気になっていたスキンケア用品を購入して再び店内散策へ。
長野県下初出店の「H&M」や「axes femme」は、若い女性が喜びそう。
全体的にファッション用品が多かった。
無印は長野県最大らしい…。
お昼は「和ごはんとカフェ chawan」で銀ひらすの西京焼きをいただいた。
和食屋に行くと魚料理を食べがちなので、一緒に行った友人から「渋い」と言われる羽目に。
昔から渋いキャラだとは自負しているが…(笑)
風庭一階から二階へ上がるエスカレーター付近にはこんなものも。
帰る際、イオンモールから松本駅まではバスを利用したが、混雑していてバスが10分程遅れた。
そのため、バスを利用する際は時間に余裕を持つことをオススメしたい。
感想は、買い物に困らない場所だということ。
ここに行けばどの世代も欲しいものが手に入るから、足りないものはないけれど目新しいものもないとも感じた。
立地が違うだけで、同じようなショッピングモールは全国どこにでもあるから、現代人は買い物をする際に遠出をしなくなるのだろうなぁ。
長野県在住者が埼玉県を語る
『なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?』を読んでみた。
他県の人と埼玉県の話をする際、大抵「何もないよね」と言われる。
確かに何もない。反撃できる言葉がないから「そうだよね」と言ってしまう自分がいる。
あの陸の孤島長野県民にすら「埼玉なんか何もないじゃん」と言われてしまう程である。
彼らの目線は、埼玉を超えて東京や千葉(ディズニーランド)に向いているのだ。
おいおいおいちょっと待った!!
北陸新幹線かがやきの停車駅でもある大宮を見逃すな!!!
実際、長野県民にとって埼玉は「新幹線の車窓から晴れていたら富士山が見える場所」でしかないことが最近判明した。
私も埼玉在住経験がなかったら埼玉なんてすっ飛ばすだろうし気持ちはよくわかる。
本書を読んでいて思ったのは、確かに埼玉は中の人に向けた整備が整っていること。
テレビ番組や交通に不自由を感じたことはないし、少し足を伸ばせば大型ショッピングモールがある。
私の中で神的存在である越谷レイクタウンのように、東京顔負けの商業施設もいくつもあるのだ。
その反面、長野は中の人よりも外の人に向けた整備が整えられている印象がある。
北陸新幹線に代表されるように、交通網はここ20年でかなり整った。(長野オリンピックがなければ特急のままだっただろうと語る県民もいる)。
他県民から羨ましがられる観光地は沢山あるが、中の人が暮らしやすい環境ではない。
電車に乗る際には電子マネーが使えないから未だに切符。
学生の夏休みは全国有数の短さ。(これは今年の猛暑のこともあって近い将来休みを伸ばす話も挙がっているようだ)。
また、長野市は県庁所在地の癖にショッピングモールが少なくて買い物には不便な地である。
そのため、長野市民は専ら上田市のアリオや佐久市のイオン、最近では松本市のイオンモールへ買い物に行く。
さらに、県を越えて新潟県上越市のイオンに行く強者もいるほどだ。(ちなみにあの一帯はショッピングセンターが多くあるので買い物には便利である)。
やはり外の人に向けた観光地よりも、中の人が住みやすい街にすることが大切だと感じる。
その割には郷土愛が深い長野県民であるが、所詮観光地など外の人に向けられたものである。
善光寺やスキー場や軽井沢があっても、生活必需品を一ヶ所で揃えられる大型ショッピングモールがないのはとても不便だ。
長野県に越谷レイクタウンがあれば本当の意味で日本の屋根になれるだろう。
愛のあるディスり
長野県で働き始めて3年目になるが、どうも気になることがある。長野の人は「長野ディスり」をしない。これは昔から思っていたけれど、大半の長野県民は郷土愛が深い。長野が日本の首都と堂々と言い出す人が現れるのではないかという勢いだ。職場で長野県民と話していると、自分たちの常識が日本の常識であるかのような話しっぷりだ。「ありがとう」や「だれ」「どれ」のイントネーションがおかしいのに。ちなみに私は、小学生で長野に来た時、これらの発音が面白くて真似をしていた経緯がある。関西弁風のイントネーションに近いが、長野県民は大してお好み焼きやたこ焼きを好まない。お好み焼きよりおやきや蕎麦うどんだ。(ちなみに私はお好み焼きが大好物だが、好きな食べ物に挙げると割と「え?」って顔をされることが多い)。
かの有名な長野市市歌の中でも「日本の屋根」「大長野市」って言ってる程。小学生の頃、宿泊行事の度に歌ってたけど子どもに長野市背負わせるんかいって思ってたよ。てかメロディー聴くだけで心の中で歌えちゃうのが悔しい。
私は元埼玉県民でもある。埼玉は他県民に「ださいたま」と言われることがあるが、むしろいじってくれてありがとう程度にしか思わない(笑)